廃車買取り、廃車手続き、リサイクル部品の生産・販売 静岡県 マルトシ青木

TEL:054-644-56568:30から18:00

マルトシ青木 SDGs宣言

自動車リサイクル事業を通じて、地域社会と共に発展し、 持続可能な社会を目指します。

当社はお客様第一と地球環境の保護を経営理念として掲げています。
お客様や地域社会の皆様の視点に立ち、共に発展していきたいという我々の思いは、「誰一人取り残さない」というSDGsの理念に通ずると考えます。
我々は、今後もお客様第一とし、自動車リサイクル事業を通じた高度な資源循環を追求し続け、持続可能で豊かな地球と地域社会の実現に貢献します。

SDGs

2030年マルトシ青木の目標

  • 使用済み自動車の適正なリサイクル処理を135,000台実施、180,000点のリユース部品を生産・販売することで、4,320t/CO2以上の削減に貢献し、持続可能な社会の実現に貢献します。
  • 高品質な資源リサイクルとして使用済自動車に残存する銅分を0.3%以下まで取り除くことを100%の入庫車両で実施します。
  • 藤枝市内で発生した自動車部品の廃棄物を回収し、高度な再資源化を目指します。
    市内整備事業者の全事業者にエコボックスを100%設置します。
  • 3R(リユース・リデュース・リサイクル)の大切さを伝える活動をします。
  • 美しい藤枝の街を次の世代に残すため、環境保全活動をします。

自動車リサイクル事業者として、本業による環境負荷の軽減に責任を持って取り組んでいます

  • 使用済自動車の適正処理とリサイクル部品の生産・販売を通じて、CO2排出削減と再資源化促進に取り組んでいます。
2022年度実績 リサイクル部品販売点数:11,213点 約276t/CO2削減
(2021年9月~2022年8月)

車両から銅分を積極的に除去することにより、鉄の高品質な再資源化を実現

自動車を解体して外枠だけの状態となった車体(廃車ガラ)には、銅分が多く含まれており、銅分を多く含む鉄スクラップを原料とした鉄鋼製品は低品質で、利用用途が限られます。
当社では、自動車を解体する際にハーネス線などの銅分を積極的に取り除き、銅分の含有率を0.3%以下にすることで、再び自動車用鋼板としても利用できるように、高品質な再資源化を実現しています。
現在は、入庫した車両の70%で実施していますが、作業工程を見直し、100%の実施を目指します

銅ナゲット製造ラインによる高品質な銅の再資源化を実現

2017年に中国政府が自動車のハーネス線を輸入規制対象としたのを契機に導入。ハーネス線に使用されている銅の再資源化を自社内でできるようになりました。(2019年12月より導入)
自社で選別できることで、本来配線の被膜は他の産業廃棄物と混在して埋め立て処理されることになっていたものが、被膜単体での処理が可能となり、サーマルリサイクルとし燃料として処理することができるようになりました。

自動車修理事業者への「エコボックス」の設置

自動車を修理する際、交換された部品(修理前まで使用されていた部品)は、通常、産業廃棄物として処理されています。
当社は、自動車リサイクル事業者として自動車リサイクル部品を販売するだけではなく、交換された部品についても責任を持って適正処理するために、自動車修理事業者様に依頼し、そのような部品を回収するための「エコボックス」を設置しています。
回収した部品は、自動車から発生した鉄、非鉄資源として適正に選別し、高品位な鉄資源へのリサイクルの手助けをしています。
また、地域社会への貢献の一環で藤枝市内で発生した自動車部品の廃棄物の回収に特に重点を置いて取り組み、藤枝市内での整備工場への設置率を高め、市内で発生した自動車廃棄物を資源へと再循環させるための活動をしています。

異業種間連携の取組み

当社が立地する「協同組合フジエダ・テクノタウン」の理事長として、テクノタウン内の6社の異業種間連携と関係強化に取り組んでいます。
2019年には、地域の産業振興と組合員相互の支援体制の構築などが評価され、静岡県から表彰を受けました。
テクノタウン内の6社それぞれが企業努力をして成長し、社会的地位や顧客からの信頼度向上につなげています。

社会への取り組み

消防訓練や防災訓練への協力

地元、消防署との協力で、消防訓練や防災訓練の際に使用する車両を引き取った廃車を活用して提供しています。

自然災害による被災車両の撤去

自然災害があった際は被災地へ被災車両撤去の支援を行っています。
令和元年台風21号 千葉における被災車両の引取・災害地支援

産学連携CO2削減効果に関する研究

NGPグループと明治大学・富山県立大学の産学協同での、自動車リサイクル部品のCO2削減効果に関する研究に、積極的な部品の提供や工場調査の受け入れを行い、CO2削減効果の数値化に貢献しています。

多面的な社会貢献活動展開

交通事故により親を亡くしたり、親に著しい後遺障がいが残った子どもたちへの修学支援のために創設された交通遺児育英会に、加盟団体を通じて売上の一部を寄付。また、取引先企業と交通遺児育英会の橋渡しを2018年4月2日に行い、500万円の寄付をサポートし支援の輪を広げています。

使用済み自動車引き取りに伴う物流の効率化への取組み

2009年に一般貨物自動車運送業の営業許可を取得。使用済み自動車引き取りに伴う物流の効率化に取り組んでいます。
従来は、いわゆる「白ナンバー」の自社トレーラー/トラックで使用済自動車の引き取りを行っていましたが、「白ナンバー」は引き取り専用と制限されるため、往路には積荷がなく、30~40%という低い積載率になっていました。営業ナンバーを取得したことで、使用済自動車の引取だけでなく、新車、中古車等の販売車両の搬送を行うことが可能となり、積載率を70~80%まで高めることが可能となり、1台当たりの輸送にかかわるCO2排出量の削減につながっています。
また、販売車両1台当たりの輸送コストも2割ほど削減でき、輸送コストと環境負荷を同時に削減することが可能です。

工場内の省エネ対策

事務所、工場、倉庫内に設置していた蛍光灯、水銀灯をLED照明に2020年に全て交換しました。省エネでエネルギー効率のよいLED照明にすることで、二酸化炭素発生の抑制に貢献します。

高齢者雇用の推進

日本では少子高齢化が進んでいますが、そのような世の中であっても、活力ある地域社会を創成するために、当社では高齢者の社会参加を目的として、高齢者雇用を積極的に行っています。主にリサイクル部品の洗浄作業に取組んでもらっています。